
社内恋愛は、デメリットが多い
いきなり「マイナス面」を書いてしまいました。
もちろんメリットもあります。
でも、これが現実なのです。
「選考はナビレベルではありません。「線香花火」レベルではありません。2人の間では、浴衣で膝を寄せ合って線香花火してる気持ちでしょうが、周りは、全く違った見方をしています。
客観的には、「いつ爆発するかわからない時限爆弾」をもてあそんでる感じです。
社内恋愛の場合、デメリットというより、
『危険』と言った方が正確でしょう。
これでは、バレバレ!
でも好きにだから人間なんだし、男と女なんだよね。だから人間なんだし、男と女なんだよね。
そして、実際こういうことをしてるヒト、多いんだよねぇ。
アホだとは、全く思いません。生きてる感情溢れる人間ですから。
社内恋愛で、危険の最大のものは?
◆バレた時、配置転換される。
会社は、利益追求集団です。個人の出会いの場を提供する所ではありません。
社員が利益を求めて必死になっている時に、あるカップルがピンクの霧に包まれて、イチャイチャしてたら、みんなから、つるし上げをくらうのは当たり前です。
その第1歩が、
「2人を引き離せ! 」です。
◆仲間からの反発も出てきます。
誤解に尾ヒレがついて、ありえないウワサが飛びかいます。反論するのは、火に油をそそぐようなものです。
それに耐えられずに退職ということも多いです。
男性の場合、仲間の応援がなくなれば、仕事がやりにくくなります。
特に女性スタッフの反感をかうと、仕事になりません。
その恋愛が不倫なら、目をあてられません。まさに、地獄です。
◆社内での恋愛は、極めてバレやすい。
隠し通すのは奇跡に近いです。
むしろ、
隠し通した2人には、その計画性、用心深さ、自制心の強さ、結束力に拍手喝さい!です。
これだけの能力があれば、仕事はトップクラスでやっていけるでしょう。
社内恋愛の危険を最小限にする方法(土台作り)
さて、このように危険な社内恋愛ですが、その危険をギリギリまで小さくする方法があります。
社内恋愛のための「土台作り」です。
それは、
「実力をつけること」
「成果を出すこと」
会社は儲けて、それを社員に分配して、社員は受けた分配で生活しています。その生活の糧に大きく寄与してくれれば、みんな多少のことは、目をつぶります。
ややこしくならない様に応援してくれます。
社内恋愛を「したければ」あるいは、「している」のなら、全力で仕事をしろということです。
あなたが、会社の利益を上げる
ところで、「仕事をする」といっても、ただやみくもに動いていては、誰も評価してくれません。
しかも、集団で動いているので、「あなたの成果」かどうか、わかりません。
そこで、
「全員とチームを組んで動く」
という当り前のことと同時に、
「個人で着実に実力を蓄える活動」
をしなければなりません。
しかも、
その実力が形になって、
見えるものであること!
外形を併わない実力なんて、誰も認めません。みんな、外形で評価します。スポーツでも、
「メダルをとって なんぼ! 」
「金メダルで なんぼや! 」
じゃないですか。
世間も、マスコミもそれが実態です。
こんな時一番良いのは、人ができない事をバンバン「形にしていく」ことです。
特に、会社にとって好ましいことをしましょう。
その1つが、「資格をとる」ことです。
どんな小さな資格でもかまいません。資格という『目に見えるもの』が威力を発揮します。
社内試験でも、国家試験でもかまいません。とにかく資格を取りましょう。
資格を取るための「超強力な武器」があります。
使えます。仕事にも直接役立ちます。検討してみたらいかがでしょうか。
最も、効果があるのは、英語です。
しかし、英語の固執することはありません。語学に固執する必要さえありません。
大きい試験かどうかも関係ありません。
理系なら、数学検定を受ければ良いのです。
数学検定一級なら、大学2年程度の実力と言われています。
結構「歯ごたえ」あります。
法学部出身なら、司法試験を狙うのは、相当の覚悟が必要ですが、法学検定なら狙えるでしょう。
「法律全般に明るいですよ」のアピールはできます。
周囲に人から、そして「あの彼女から」「○○さんって、積極的なんや!」というイメージを持ってもらえます。
このイメージは大きいですよ。
「トイック」や「英検」です。
「でも、それを取ったからといって、すぐには使えないだろう」という人がいます。
いいですか、あなたの狙いは、「会社にとって欲しい人材になること」であり、それを通して「仲間から信頼を得ること」であり、そして「狙っている彼女を獲得するためのしっかりした基盤を築くこと」なのです。
最終目標を忘れてはいけません。
「そんなことまでしなくても、彼女はできるだろう」と考えて、行動を起こす人がたくさんいます。
まるで、目隠しして綱渡りするようなものです。
多くが、配置転換・退職・破局という結果になっています。
残った方も、あらぬ噂に肩身が狭い状況になります。
低いレベルからのスタートでも、全くかまいません。
毎回のテストで着実にレベルアップさせればいいのです。
会社も大いに儲かります。
会社としては、「今はすぐに必要ないが、そういう人材は確保したい」です。
外国の最新製品を、日本語マニュアルができる前に販売・使用法解説できれば、すごい利益が出ます。
一年ぐらい立てば、日本語マニュアルが出ます。その間に荒稼ぎできます。
そういうことがたくさんあります。
小企業の社長でも、少し気が利く社長なら、「英語が使える奴がいる」となれば、すぐそこに目を向けます。
あなたの会社における実力・評判はグンと上がります。
積極的な人は、周囲に良い影響を与えます。
高く評価されます。その努力する姿勢が、仲間から評価されます。
会社は、そういう人が大好きです。上司もそういう人が大好きです。
そうなれば、女性からの評価も変わってきます。
この時、絶対に「偉そうにしないこと! 」です。
意識的に謙虚になってください。
仕事のできない奴が「あの女性社員と付き合いたい」なんて言いだしたら?
いてることが よく理解できない人は 逆を考えればすぐに納得できます。
あなたの課の1人が、同じ課の女性を好きになったようです。ところが、そいつは仕事ができない奴で、どちらかというと、みんなの仕事を増やしてくれています。
性格的には、イイ奴なのだが・・・。
本音を言うと、どこか他の課に移って欲しい。
そういうのが、同じ課の女の子とイチャつき始めたら、あなたはどう思いますか。
「俺は、全力で仕事してるのに・・・」
「あのアホ、色気出さずに、仕事せんか!」
ですよね。
誰でもそう思います。
結論
とにかく、
「仕事をしっかりやること」
「資格を取るために、
独自の努力をすること」
この2つが社内恋愛の土台です。
この土台作りは、学生時代の感覚で言うなら、
「センター試験」です。
そこで点数をとっておかねば、志望大学から見向きもされません。
会社も全く同じです。