
女性が嫌がる話題・・・自慢話
気をつけないといけないのは、自慢話。自分では、自慢しようとは思っていない。
上手くいったことだから、「君にも一緒に喜んでもらいたい」と素直に思っているだけ。
でも、聞いてる方には、『自慢』にしか聞こえない。
立場を変えて想像したら、すぐにわかる。
自分では気がつかない自慢話
友人(啓太)と飲んでる時のことです。
啓太
「一ヶ月前な、うちの課で取引先とトラブルが起こったんよ。非はこっちにあるから、どうしようもないねん。先方さん、えらい怒っててなぁ」
あなた
「ずいぶん。大変やったな。それで?」
啓太
「みんな、怖がって逃げ腰やねん。俺も怖かったんやけど、謝りに行ったがな」
あなた
「うん」
啓太
「解決案も随分考えたよ。でも運良く、先方の社長と仲良くしてる人が、偶然、俺の古い友達でな。その人に中に入ってもらって、何とか解決したんよ」
あなた
「よかったな」
啓太
「ほんま。俺がいてへんかったら、あの取引はつぶれてたで。『おまえら、一体何してるんや!』って思ったわ。あはは・・・」
自慢してるつもりはないんだけど
啓太にしてみれば、
「そのことと関連する話題が出てきたので、思い出した。だから喋った」
「俺、とってもいい気分なのよ。おまえも一緒にいい気分になってくれよ」
という気持ちです。
女性に良く思われたい!・・・その気持ちが「自慢話」をさせてしまう
こんな啓太の話を聞いてて、君は楽しくなりますか。面白いですか。気を抜くと、知らないうちに似たようなことをやっています。
特に相手の女性に「自分を少しでもよく見せよう」とすると、こうなります。
「俺の実力をわかって欲しい」
「力のある俺を好きになって欲しい」
「アピールしないとわかってくれへン」
「自分を大きく見せたい」
という気持ちがそうさせます。
女性の本音
でも、相手の女性は、
「全然オモロない話やな!」
「いちいち自慢せんでエエがな」
「小物やな!」
と思います。
そりゃ、口では「わぁ、啓太さんって、スゴいんですね」って言うよ。ほとんどの女性は優しいですから。男のプライドを傷つけるようなことはしません。
でも、腹の中では、全然別の事を考えています。間違いなく、女性は「早く帰ろう」の気持ちです。
次からLINEは「既読スルー」になります。
自慢話をしたくなる時・・・知っておくと警戒できる
自慢話が危ないのは、酒が入って、相手の女性からおだてあげられた時です。
その女性に好意を持っていれば、なおさらです。
「知らないうちに自慢話になっていた」ということが多いです。
もし「自慢かな」と感じたら、すぐに「その自慢話の中で生じた失敗」を失敗談にして笑って下さい。
「その失敗の後遺症に今も悩まされている」ことにして下さい。「ただし、今、頑張ってるところだけどね」のスタンスで。「その失敗を克服して、今は、『よかった、よかった』だよ」なんて言ってはダメ。
女性がする自慢話・・・喜んで聞きましょう
女性のする自慢話は、一緒に喜んで聞いてやろうね。自慢している時は、気分も高揚する。
「自分の話を良く聞いてくれる人」には、非常に好意を持ってくれる。
よい雰囲気ができる。
この雰囲気がないと、次々とステップを上げることができないですよ。
「自分の自慢はするな。女性の自慢は、大いに聞くべし」です。