
スティンザー効果って、何ですか?
座る位置によって、 互いの心理的関係が変わってくる
というものです。
アメリカの心理学者のスティンザー博士が、座っている椅子の配置を分析し、説得力との関係性を見い出しました。
その結果、「座る椅子の位置によって説得力が変わる」ということが分かったのです。
真正面に座るのは敵対の位置
真正面は、対立関係を生みやすいです。相手に対して反対意見を言うときには絶好のポジションです。
会議や仕事の交渉事で断りたいときは、相手の真正面に座るのが良いでしょう。
しかし、ここでは、デートの話しです。
あなたは、プライベートで人間関係をより親密にしたいと思っています。
真正面に座って対立的雰囲気を醸し出すわけには生きません。
しかも初対面となると、真正面向かい合うと、ますます緊張してきます。
「面接試験?」みたいな感じになります。
恋愛関係に発展するのは難しいでしょうね。
相手の女性は「お断り!」しやすいということです。
隣に座るのは、同調の位置
心のにズムを合わせるには、隣が一番良いポジションです。
デートでは、隣に座るようにしましょう。
斜めに座るのは、友好の位置
斜めでも悪くはありません。
真正面を避ければいいのです。
以前に相談を受けました。
【相談者:20代男性】
今まで3人ほど、お付き合いになりそうな女性がいたのですが、デートしたら、全て上手くいきませんでした。
おかしなデートをしたとも思えません。
どうして上手くいかないのでしょうか。
これだけの相談内容では、核心を突くアドバイスはしにくいです。
しかし、「特におかしな事はなかったのに・・・」という人によくあるのが、「食事の時の席が真っ正面だった」です。
今回は、席と心理関係についてアドバイスします。
なお、デートでの諸注意は、こちらの記事を参考にして下さい。
デートで真正面に座るのはアウト!
カウンター席を予約しましょう。
1つ疑問に思ったのですが、あなたは初デートで女性とレストランに行くとき、どの位置に座っていますか?
もしも真正面に座りながら食事をしているのならば、まずは座る位置から変えてみましょう。
なぜか?と言いますと、それは「スティンザー効果」を利用するためです。
さて、スティンザー効果とは何かというと、これは心理学用語です。
簡単に説明すると、人間は隣に座った人や90度横向きに座った人には心を許しがちになるという効果のことです。
あなたはサイトの女性と会うというところまで行けるのですから、後はデートでの振る舞いに気を付けるようにしましょう。
レストランに行くにしても、テーブル席ではなくカウンター席を予約するようにしましょう。
つまり、横並びで食事をしながらお話をして仲良くなりましょう。
居酒屋でも、できるだけカウンターの方が親しくなれます。
もし隣に座るのを彼女が嫌がるなら、テーブルでもいいでしょう。
その時には、座る位置を少しずらして、彼女の右斜めになるように座って下さい。
ここからは、席の問題ではありません。
デートで魅力を伝える時期についての話になります。
3回目のデートまでに魅力を伝える
3回目のデートまでに自分の魅力を伝えるようにしましょう。
なぜなら、人間は3回目までに相手の印象を決めてしまうからです。
これを心理学用語で『スリーセット理論』と言います。
そうは言っても、一番大切なのは、「第一印象」です。
この点については、
を参考にして下さい。
1回目で大体、「この人はこういう人だろう」という見立てを立てて、2回目でその検証を行います。
実はこの2回目の時点で既に、「この人はこういう人だ」という印象決定はされており、ここで「ダメだな」と思われると3回目のデートはありません。
ということは、3回目は最終確認であり、ただのオマケです。
私の相談経験からすると、もう少し厳しいです。
1回目でほぼ決定されるようです。
女性からの相談もかなりの人数受けてきていますが、やはりほとんどの女性が、「1回目で心は決まる」と言っています。
つまり、最初のデートで、相手の女性から惚れられるように、何らかの自分の魅力をアピールする必要があります。
遅くとも2回目のデートではそうしなければなりません。
そのためにも、相手が何を求めていて、そしてそれは自分に与えられるものなのか、という計算をしておくことをお勧めします。
練習のいらない簡単なテクニックです。
しかし、それだけに「威力は余り期待出来ません」「やらないより、やった方がましかな」という程度に考えておいて下さい。