彼女を思い通りにする方法|しかも、気付かれないで!

ダブルバインド

「ダブルバインド」とは、「yes か no」で答えさせるのではなく、
聞き方を変えて「A か B」で答えさせて、断りにくくするというものです。

もともとは精神医学的な言葉ですですが、現在においてはビジネスや恋愛などでも使われるシーンが多いようです。

参考までに、ウキペディアから引用します。

なんだか難しく書いています。
恋愛で使うときは、ダブルバインドの概念を こんなに難しく考える必要はありません。
難しいのは、「使い方」です。

ダブルバインド・セオリー(double bind theory)[編集]

1956年グレゴリー・ベイトソンによって発表された説。家族内コミュニケーションがダブルバインド・パターンであると、その状況におかれた人が統合失調症に似た症状を示すようになる、と指摘する説。

理論の背景[編集]

生物の間で交わされるメッセージには複数のレベルが存在することをラッセルのパラドックスなどを通してベイトソンは明らかにした。例えば犬が戯れに噛み合うとき、

  1. これは「噛むこと」を意味しているというメッセージ
  2. これは本気で「噛むこと」ではないという、メッセージについて言及するメタメッセージ

があるというものである。これらのメッセージを区別するためには、バートランド・ラッセルの論理階型理論が用いられる。

理論の内容[編集]

  1. 2人以上の人間の間で
  2. 繰り返し経験され
  3. 最初に否定的な命令=メッセージが出され
  4. 次にそれとは矛盾する第二の否定的な命令=メタメッセージが、異なる水準で出される
  5. そして第三の命令はその矛盾する事態から逃げ出してはならないというものであり
  6. ついにこのような矛盾した形世界が成立しているとして全体をみるようになるという状態をいう。わかりやすく喩えると、親が子供に「おいで」と(言語的に)言っておきながら、いざ子供が近寄ってくると逆にどんと突き飛ばしてしまう(非言語的であり、最初の命令とは階層が異なるため、矛盾をそれと気がつきにくい)。呼ばれてそれを無視すると怒られ、近寄っていっても拒絶される。子は次第にその矛盾から逃げられなくなり疑心暗鬼となり、家庭外に出てもそのような世界であると認識し別の他人に対しても同じように接してしまうようになる。そして以下のような症状が現れる、とした。
    • 言葉に表されていない意味にばかり偏執する(妄想型)
    • 言葉の文字通りの意味にしか反応しなくなる(破瓜型:はかがた)
    • コミュニケーションそのものから逃避する(緊張型)

 

ダブルバインドを成功させるために必要なこと

一番シンプルなダブルバインドの例を出してみましょう。
あなたが、「彼女とデートをしたい」と思っているとしましょう。
彼女はあなたのことを 恋人とは思っていません。
友達か単なる知り合いぐらいにしか思っていないとします。

こういう状況で、あなたが「今度、映画に行きませんか」と提案したとします。
彼女は「ハイ」と答えるかも知れませんし「イヤ」と言うかもしれません。

そこであなたは一計を案じます。
「映画に行く? それとも遊園地に行く?」
と聞くのです。

彼女は、「エッ、どっちにしよう」と考え、「映画に行く」と答えます。
つまり、「行くか 行かないか」という点については、
「行く」ということ決めつけて、
話しを次の段階に持っていってます。
彼女が次の段階の話しでどう答えても、「行くことは承認したんだよね」ということにしてしまいます。
これが原理的な構造です。

でも、この例を読んですぐにわかると思いますが、実に馬鹿げた話しの進め方ですよね。
こんなやり方をしたら、
「あんた馬鹿じゃない? 誰があんたとデートするなんて言ったよ!」と反撃されてしまいます。

ダブルバインドは、使い方が悪ければキツい反撃にさらされる方法なのです。
ダブルバインドは、それを「どう使うか」が一番難しいところです。

「彼女がうっかり前提を見過ごしてしまう」 ようにする

最大のポイントが、「彼女がうっかり前提を見過ごしてしまう」ようにする点にあります。

しかし、上のような あからさまな言い方をしたのでは、見過ごすはずがありません。
また、厚かましい話しの運び(論理)です。強引です。

ダブルバインドはそういう性格のものなのです。
そういうことをわきまえた上で、ダブルバインドを使って下さい。

具体例

デートの約束で「OK!」を欲しいとき

「来週、連休だけど、最初の休みの日と、後の休みの日と、どちらが遊園地に行くのに都合が良い?」という聞き方がダブルバインドです。
もちろん まだデートするなんて決まってはいません。
それなのに、もう既に決まったかのように話しを進めているのです。

ここで「そうねぇ、前の日にしようか」とか「後の日がいいわ」という答えを欲しければ、彼女との間にある程度の信頼関係が必要となります。
信頼してるから、あなたに気を許しているのです。
あなたがそんな姑息な手を使うなんて思っていないから、あなたを信用しているのです。
その信用につけ込んで話を進めようというわけです。

もし彼女があなたをそれほど信用してないなら、話しの進め方がおかしいことに気がつくでしょう。
そして、あなたの強引さと厚かましさにうんざりするかも知れません。
「はぁ? あんた、何言うてんねん。私がいつあんたとデートするって言った? アホチャウ!」ぐらいのことは言われかねません。
ダブルバインドを使うのなら、そのくらいの危険は覚悟しなければなりません。
危険を最小限に抑えるために、信頼関係をできるだけ深めましょう。

そして、これが大切なのですが、
「俺とデートすれば、絶対に君は絶対に楽しくなる」
「デートして良かったと思わせる」
と自分で信じて下さい。

そして、デートを楽しくするために、知恵も金も時間も使って下さい。
そうしないと詐欺師と同じです。

自分の快楽のために女性を食い物にするのは、ダメです。

「彼女を喜ばせ、自分も楽しくなる。
そのためには多少強引なことでもする」

という姿勢で取り組みます。

では信頼関係はどうやってつくるのでしょうか。

会社の女の子とか、大学の女友達だったら、普段から付き合いがあります。
だから、常日頃から信頼される行動をとれば、勝手に信頼されます。
彼女たちに、強引なこともやるけれども、「それは自分の一方的な欲望を満たすためではない」と分からせておくべきです。
もちろん言葉で言っても「何を寝ぼけたこといってるの?」と思われるだけです。

何かことが起こったときに、
  信頼される行動をとります。
「事実・行動」で見せるのです。

信頼されるのはそれしかありません。

もし、軟派した女性にダブルバインドをしかけるのなら、どうすればいいでしょうか。

「この時間、この瞬間はあなたを楽しませますよ。」という気持ちで取り組んで下さい。
ナンパされた方も、楽しみたいからナンパされたのですから。
彼女が、「いい人やんか。ついてきて正解だったかも・・・」と思えば、十分です。
「深く人間性を信頼して」なんてことは、ナンパでは、あり得ませんからね。

ただ、ナンパでも、彼女と心地よい心の関係はできます。
彼女は、あなたを無茶なことはしない人だと信じます。
実際、あなたは、無茶なことをしてはいけません。

信頼関係さえあればダブルバインドは成功するか

それは言い切れません。それほど簡単ではありません。

下準備が大切です。
つまり、彼女が「デートしてもいいかな? でも、家でゴロゴロしていたい気もするし・・・」というように、迷っている状態まで持っていかねばなりません。

「今度の連休は、久し振り家のかたづけをするんや」と心に決めていたのなら、「デートするなんて一言も言ってないよ。勝手に決めつけんといて欲しいわ」というように、ダブルバインドの仕掛けに気付きます。
迷ってるから、気がつかないのです。
仮に気がついても、「わざわざ異を唱えて、騒ぎ立てなくてもいいか・・・」となります。
「ま、穏やかに話の流れに乗っておこうかな」という気持ちです。
こういう気持ちにさせるのもダブルバインドの狙いの1つです。

居酒屋で飲んでいて、あなたは「どうしても今日彼女を落としたい」と思っていたとしましょう。
このとき、いきなり「ホテルに行く、それとも俺の家に来る」なんて言ったら、「アホ!」の一言でお終いです。
もし社内の女の子なら、明日の女子会の話題主に立候補したようなものです。
居酒屋でいろいろな話をしながら、彼女が「誘われそう。誘われてもいいかな? やっぱり帰ろうかな?」と迷うあたりまで下準備をしなければなりません。
そこまでできないで、いきなりダブルバインドをしかけても、失敗の恐れが大きいです。
相手の女性の心がグラグラしていて、「後一押し!」の状態になった時に初めて、ダブルバインドの実力が発揮されます。

「今週末に食事に行こうよ。お寿司がいい? それともフレンチにする?」という例で考えてみましょう。

まず選択肢が、女性にとってどちらも有益なものでなければなりません。

もし、どちらも不利益なものなら、それは脅迫です。
「命出すか金を出すか、どっちがいいんや?」なんて言うのはダメですよね。
有益ではなくても どうにかセーフですが、少なくとも不利益になってはダメですよね。
「ホテルに行くか、俺の家に来るか」という選択も、おまえとそんな事したくないと思っている女性にとっては、不利益な選択肢です。
「この人となら、いいかな・・・、どうしよう?」という状態なら、不利益選択肢ではありません。

もう一つ大きな注意点があります。

食事に行こうと言った後、相手が「ン? どうしようかな」と考える間を与えてはいけません。

たたみかけるように「お寿司がいい? フレンチがいい?」と尋ねるようにして下さい。

 

ゆっくり考えたら、「食事に行くかどうかまだ決めてないやンか。その日は女子会があるとか・・・」と気がつくかも知れません。

 

 

 

選択肢に少しややこしい条件をつけるのも、効果があります。

 

例えば、「晴れたら万博公園、雨が降ったら大阪ステーションビルで映画。どう?」というやり方でもいい。

 

選択ではないけれども、「デートするかどうか」ということを隠して話を進めていることに違いはありません

条件をつけた分だけ、考えるときに頭が条件の方に向いてしまいます。デートするかどうかはスルーしてしまいそうになります。

 

 

選択肢をオーバーにするのも、あなたの「デートしたい」という本音を隠す1つの方法です。

 

「今度の連休にね、一泊でディズニーランドにする? それともハウステンボスにする?」と尋ねます。

 

彼女が「一泊はねぇ・・・」といったら、すかさず、「じゃぁ、万博公園か映画かってことで」と言おう。

彼女の頭の中には、「一泊」ということがメインテーマになっています。

「行くか 行かないか」は影が薄くなっています。

 

 

そこに持ってきて、「一泊がダメなら」という風に切り出されたわけです。

 

「じゃぁ、映画がいい」と答えそうになります。

 

 

お酒が入っていたら、こうなってしまう可能性が高いです。

 

冷静なときには、「そんなアホなことはしないやろ」と思うようなことでも、

少し複雑なダブルバインドをかけられ、お酒が入っていれば、普通にダブルバインドに引っ掛かっています。

 

これは、「わたしは詐欺にあいません」と思っていても、やっぱりコロッと騙されるのと似ています。

 

 

選択肢をわざと間違える。

 

選択肢をわざと間違えます。そして彼女に正しい選択肢をいわせます。

間違い訂正に過ぎないのに、「行きたいところを言った」みたいなことにしてしまいます。

 

 

たとえば、

 

居酒屋で、カラオケ行こうという話をしていました。

まだ行くかどうかは決めていません。

 

帰るときになって

あなた

「今からファミマに行こう」

 

彼女

「カラオケいくんやろ」と訂正してきました。

 

この段階で「カラオケに行くのだ」という風に解釈します。

 

強引ですね。

 

彼女は、「カラオケ行くとは言ってなく、「ファミマとカラオケ、間違えてるじゃん」と言っただけなんですけどね。

 

 

ダブルバインドはこういう強引なことをやるんですよ。

 

そして「カラオケに行くという雰囲気を作ろう」というわけです。

 

彼女が、「ま、いいか。今更どうこう言うのもなんだし・・・」と思えば、大成功というわけです。

 

 

如何でしたか。

結構あくどいやり口でしょう。

 

だから、選択肢が、彼女にとって不利益になるのなら、本当の詐欺師みたいになります。

ここはしっかり気をつけて下さい。